JTの新型加熱式デバイスとして注目を集めているwith2(ウィズ2)ですが、ニコチン量やタール量がどれくらいなのか体への悪い影響も気になるところです。
結論から言うとウィズ2のニコチン量は10パフあたり0.1mg~0.5mg程度とされており、タール量については低温加熱式のため発生しません。
本記事ではウィズ2のニコチン量やタール量を始めとして、喫煙時に発生する水蒸気の有害性や肺がんなどの健康被害リスクについても分かりやすく解説していきますので、購入を考えている人は参考にしてみてください。
目次
JTの加熱式デバイスにwith2(ウィズ2)が新登場!発売日や値段がいくらなのかをご紹介
まずは、JTの加熱式デバイスの新商品として発売が予定されているwith2(ウィズ2)について、具体的な発売日や値段をご紹介していきましょう。
ウィズ2はPloom TECH(プルームテック)やPloom TECH+with(プルームテックプラスウィズ)の販売終了に伴って発売される最新型の低温加熱式デバイスとなっているため、発売前から注目している人も多いはずです。
ここでは発売日や値段に加えて本体のカラーバリエーションについてもご紹介していきますので、気になる人はぜひご覧ください。
JT加熱式デバイス最新作「ウィズ2」は先行販売の発売日が8月7日・一般販売の発売日が9月5日
ウィズ2はJTの公式オンラインショップである「CLUB JTオンラインショップ」での先行販売が決定しており、2023年8月7日(月)の午前10時から先行販売開始です。
一般販売の開始は翌月の2023年9月5日(火)ですが、店舗への流通状況によっては遅れる可能性もあるため、早く確実に買いたいなら公式オンラインショップがおすすめと言えます。
また、ウィズ2ではプルームテックプラス用のフレーバーがそのまま使えますので、先行販売で買う場合はプルームテックプラス用のフレーバーも用意しておくと良いでしょう。
JT加熱式デバイス最新作「ウィズ2」のデバイスの値段は1,980円(税込)
ウィズ2のデバイス本体の値段は1,980円(税込)となっており、プルームテックの2,500円(税込)やプルームテックプラスウィズの2,980円(税込)よりも安く手に入ります。
ちなみに、最新型の高温加熱式デバイスであるプルームXも1,980円(税込)なので、同じ値段から低温加熱式と高温加熱式のデバイスを選べるのは嬉しいポイントと言えるでしょう。
ウィズ2とプルームXの値段を合わせてもアイコスの定番機種であるアイコスイルマより安いため、加熱式デバイスの機種で迷っている方は両方買って気分で使い分けるのも良いかもしれません。
JT加熱式デバイス最新作「ウィズ2」は本体色をブラックとホワイトから選べる
ウィズ2のデバイス本体のカラーはブラックとホワイトの2色から選択可能で、本体のレギュラーカラーについてはプルームテックプラスシリーズを継承していると考えられます。
これまでのプルームテックシリーズと同様に、限定カラーの販売やカラーバリエーションの追加なども予想されますので、購入を急がない場合は半年ほど様子見するのも良いでしょう。
また、本体を彩るケースやカバーの販売も予定されているので、お好みのカラーの本体が欲しい場合はそういったグッズを活用するのもおすすめです。
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with2(ウィズ2)などの低温加熱式と高温加熱式タバコはどっちが有害?ニコチン量・タール量を解説
with2(ウィズ2)などの低温加熱式タバコとPloom X(プルームエックス)などの高温加熱式タバコではどちらが有害なのでしょうか。
まずはタバコの2大有害成分と言っても過言ではないニコチン量・タールの量について、低温加熱式タバコと高温加熱式タバコを比べてみましょう。
副流煙の有無や、喫煙時に摂取するニコチン量・タール量の違いなどを分かりやすく解説していきますので、加熱式タバコの有害性や健康被害が気になる人はぜひご覧ください。
タバコ葉を燃焼しないウィズ2では副流煙が発生しないとされている
ウィズ2はタバコ葉を直接燃焼させた煙ではなく、リキッドを加熱することで発生するタバコベイパーと呼ばれる水蒸気を吸引するアイテムなので、紙巻きタバコのような副流煙は発生しません。
燃焼が原因となるタールも発生しないためタール量については考慮する必要が無く、副流煙による健康被害のリスクは低いと言えるでしょう。
しかし、タバコベイパーの有害性や健康被害リスクについては解明されていない部分も多いため、手放しでは安心できないというのが現状です。
ウィズ2などの加熱式タバコは低温加熱式・高温加熱式でタール量に違いがある
ウィズ2などの低温加熱式タバコとプルームXなどの高温加熱式タバコでは、タールの発生リスクに違いがあります。
一般的に加熱式タバコのタール量はゼロとされていますが、スティックにタバコ葉を使用しており喫煙後に焦げたスティックが取り出される高温加熱式タバコには、タールが発生するリスクがあると言えるでしょう。
海外ではアイコスからタールが検出されたという情報も発表されているため、高温加熱式タバコのタール量が完全にゼロと言い切ることはできません。
ウィズ2に含まれていると考えられるニコチン量・タール量
ウィズ2は40℃程度の低温でリキッドを加熱した水蒸気を吸引するアイテムですので、燃焼によって発生するタール量はゼロですがタバコの成分であるニコチンは含まれます。
ニコチン量はフレーバーの銘柄によって異なりますが10回の吸引で0.1mg〜0.5mg程度とされており、紙巻きタバコに置き換えるとメビウス・ワンやメビウス・スーパーライトと同程度です。
また、アセトアルデヒドやベンゾピレンといった発がん性物質も含まれているため、有害性や健康被害へのリスクを理解した上で使いましょう。
with2(ウィズ2)は副流煙が発生しない?体に有害なのか発がん性の有無を解説
喫煙者の中には「健康のことを考えて紙巻きタバコから加熱式タバコに変える」という人も多いですが、加熱式タバコ特有の有害物質や発がん性物質も存在します。
ここではwith2(ウィズ2)の副流煙の有無や、タバコベイパーと呼ばれる水蒸気の有害性・発がん性についてもう少し掘り下げておきましょう。
加熱式タバコの中でも体に優しいイメージがある低温加熱式タバコにも肺がんなどのリスクはありますので、ウィズ2を買う前にご覧ください。
ウィズ2などの加熱式タバコでも発がん性物質により肺がんになる可能性がある
ウィズ2などの低温加熱式タバコにも発がん性物質が含まれているため、紙巻きタバコと同様に肺がんや口腔がんなどのリスクがあります。
紙巻きタバコにも含まれるホルムアルデヒドやベンゼンなどの発がん性物質が含まれるだけでなく、解明されていない健康被害のリスクも考えられるので、今後研究が進むに連れて加熱式タバコの方が有害になる可能性も否定はできません。
紙巻きタバコとは違って、加熱式タバコ用の銘柄には肺がんや心筋梗塞などのリスクに関する注意書きがありませんが、紙巻きタバコと同様の注意が必要と言えるでしょう。
ウィズ2は「副流煙なし」でもエアロゾルに発がん性のある有害物質が含まれている
ウィズ2は燃焼による副流煙が発生しないことを強みにしていますが、水蒸気を吐き出す際に発生するエアロゾルには発がん性物質が含まれています。
紙巻きタバコの副流煙とは違って、視覚的にも嗅覚的にも分かりづらい状態で発がん性物質や有害成分を摂取させてしまう可能性があるため、周囲の環境には注意が必要です。
特に子どもがいる自宅などでの使用は子どもへの健康被害にも繋がりますので「加熱式タバコだから大丈夫」という考えは捨てましょう。
with2(ウィズ2)の副流煙・水蒸気に含まれる7種類の成分の有害性を詳しく解説
次にwith2(ウィズ2)の副流煙である水蒸気に含まれる7種類の有害物質について、それぞれの有害性や健康被害を具体的に解説していきましょう。
ウィズ2は低温加熱式のためタールの発生はありませんが、ニコチンを始めとする有害物質は含まれており、肺がんや心疾患などの健康被害も懸念されています。
成分の有害性や健康被害リスクを軽視せずにきちんと理解した上でウィズ2を使い始めるためにも、それぞれの成分の特徴をご覧ください。
ウィズ2の副流煙・水蒸気に含まれる成分の有害性①:ニコチン
ニコチンの有害性は下記の通りです。
- ニコチンへの依存性
- 血管収縮作用
ニコチンは快楽や多幸感を感じさせるドーパミンを始めとする神経伝達物質を放出させる働きを持つ成分ですが、一方でニコチンが無いと神経伝達物質を放出できなくなるといった危険性も秘めています。
血中のニコチン濃度が下がると気分が落ち込んだりイライラするなどの離脱症状が発生し、離脱症状を抑えるためにまたタバコを吸うという悪循環がタバコから抜け出せなくなる最大の原因と言えるでしょう。
またニコチンには毛細血管を収縮させる作用もあり、高血圧の原因にもなりますので注意が必要です。
ウィズ2の副流煙・水蒸気に含まれる成分の有害性②:ベンゼン
ベンゼンの有害性は下記の通りです。
- 発がん性
- 心血管毒性
- 生殖毒性
- 発生毒性
ベンゼンは無色透明で芳香性がある揮発性の高い液体で、合成洗剤やガソリンなどにも使用されており、自動車の排気ガスとしても空気中に排出されています。
長期的にベンゼンを摂取し続けることによって白血病のリスクも高まるため、甚大な健康被害の可能性を秘めた成分と言えるでしょう。
摂取している本人だけでなく、妊娠中の妊婦が吸い込んだ場合には生まれてくる胎児の成長にも悪影響を及ぼすことも分かっていますので、妊活中や妊娠期間中の摂取には注意が必要です。
ウィズ2の副流煙・水蒸気に含まれる成分の有害性③:グリセリン
グリセリンの有害性は下記の通りです。
- 発がん性
グリセリンは化粧水などにも使用されている成分で、ウィズ2のリキッドのカートリッジに入っている液体の主成分でもあります。
有害性は限りなく低い成分ですが、沸騰させた時に発がん性物質を発生させる性質があるため、加熱式タバコというジャンルにおいては注意すべき成分です。
しかしグリセリンの沸点は290℃となっており、ウィズ2の加熱温度は約40℃程度とされていますので、ウィズ2を使用する上でグリセリンから発がん性物質が発生する可能性はゼロと言っても過言ではないでしょう。
ウィズ2の副流煙・水蒸気に含まれる成分の有害性④:ホルムアルデヒド
ホルムアルデヒドの有害性は下記の通りです。
- 発がん性
- 肝機能障害
- 腎機能障害
- 呼吸器系アレルギー
ホルムアルデヒドは壁紙などの接着剤に使用される刺激臭のある気体で、国際がん研究機構ではヒトに対する発がん性が認められています。
目まい・頭痛などを引き起こすシックハウス症候群の原因物質でもあり、呼吸困難のリスクもあるため注意が必要です。
また、治まっていたアレルギー症状がホルムアルデヒドの摂取によって再発するリスクもありますので、アレルギーを持っている人にとっては特に注意すべき成分と言えるでしょう。
ウィズ2の副流煙・水蒸気に含まれる成分の有害性⑤:アセトアルデヒド
アセトアルデヒドの有害性は下記の通りです。
- 発がん性
- アルコール性の臓器障害
アセトアルデヒドはアルコールが体内で分解される際に発生する物質で、食道がんなどの原因になるとされています。
また、お酒を飲む人の病気としても知られるアルコール性脂肪肝のリスクもありますので、普段お酒を飲まないからと言って安心はできません。
加熱式タバコの副流煙や水蒸気に含まれるアセトアルデヒドはごく僅かですが、主流煙には多く含まれているためウィズ2を使用する本人には注意が必要と言えるでしょう。
ウィズ2の副流煙・水蒸気に含まれる成分の有害性⑥:アクロレイン
アクロレインの有害性は下記の通りです。
- 心血管毒性
- 呼吸器毒性
アクロレインは医薬品などに使用される成分で、主に気管支炎などの呼吸器系の健康被害のリスクが懸念されています。
さらに、動脈硬化や脳梗塞などの疾患部位からアクロレインが検出されたというデータもありますので、血管系の病気リスクも高いと言えるでしょう。
またアクロレインは発がん性物質と言われていますが、ヒトでの研究データが足りていないためヒトへの発がん性は認められていません。
ウィズ2の副流煙・水蒸気に含まれる成分の有害性⑦:ベンゾピレン
ベンゾピレンの有害性は下記の通りです。
- 発がん性
- 皮膚アレルギー
ベンゾピレンはタールや食品の焦げのほか自動車の排気ガスなどにも含まれる成分で、ヒトに対する発がん性が認められています。
長期的または反復的に摂取することで皮膚アレルギーを起こす可能性もあるとされており「長期的・反復的」が両方当てはまる喫煙においては特に注意が必要です。
また生殖や妊娠・出産に関する健康被害リスクもありますので、加熱式タバコだからといって妊活中や妊娠中に吸うのは控えましょう。
with2(ウィズ2)は肺がんになる?加熱式タバコによる健康被害の2つの事例をご紹介
最後にwith2(ウィズ2)の使用でも懸念される、加熱式タバコの健康被害の事例を2つご紹介しておきましょう。
加熱式タバコを含むタバコの健康被害と言えば「肺がん・脳梗塞・心筋梗塞」などが漠然と挙がるかと思いますが、より具体的な事例や症例を知ることによってリスクを身近に感じられるはずです。
ここでは「間質性肺疾患・急性好酸球性肺炎」という2つの疾患について実際の事例を交えながら解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
ウィズ2を含む加熱式タバコの健康被害①:間質性肺疾患
間質性肺疾患とは、肺を構成する肺胞が正常に機能しなくなり肺に酸素を取り込みづらくなる症状です。
実際の事例としては、毎年の健康診断で特記事項を書かれていなかった50代男性が、紙巻きタバコからプルームテックに乗り換えた1年で間質性肺疾患を発症したという例があり、ウィズ2においても同様のリスクが考えられます。
もちろん、プルームテックに乗り換えずに紙巻きタバコを吸い続けていても間質性肺疾患を患っていた可能性はありますが「加熱式タバコの方が有害性が低い」という認識に警鐘を鳴らす事例と言えるでしょう。
ウィズ2を含む加熱式タバコの健康被害②:急性好酸球性肺炎
急性好酸球性肺炎は、白血球の一種でアレルギーの原因物質でもある「好酸球」によって引き起こされる肺炎で、寄生虫やカビなどのアレルゲンも原因になり得ます。
アメリカでは加熱式タバコを吸っていた12名が肺障害や肺炎で死亡しており、重症者は800人を超えているという事例がありますので、加熱式タバコによる肺炎の危険性は非常に高いと言えるでしょう。
また、イギリスでは加熱式タバコに含まれるグリセリンで肺の内側が覆われる「類脂質肺炎」が報告されており、加熱式タバコならではの症例が徐々に増えているようです。
加熱式タバコは有害性や健康被害が全て明らかになっている訳ではない
紙巻きタバコと比較すると加熱式タバコはまだ歴史が浅く、有害性や健康被害に関する研究が充分に行なわれていません。
発売当初はニコチン量やタール量すら軽視されていた傾向があり「紙巻きタバコより有害性が低い・有害物質90%カット」などのキャッチコピーが前面に押し出されていました。
しかし、研究が進むにつれて有害性や長期的な健康被害リスクも明らかにされつつありますので、加熱式タバコのリスクについて今一度理解を深める必要があるでしょう。
with2(ウィズ2)のニコチン量・タール量は?低温加熱式・高温加熱式タバコの有害性や健康被害まとめ
with2(ウィズ2)のタール量やニコチン量に加えて、低温加熱式・高温加熱式タバコの有害性や健康被害についても解説してきました。
加熱式タバコには紙巻きタバコと同様の発がん性物質が含まれているだけでなく、明らかにされていない健康被害リスクも考えられるため「加熱式タバコの方が有害性が低い」という考え方は改めた方が良いでしょう。
しかし、ウィズ2を始めとする低温加熱式タバコには「タールが発生しない」というメリットもありますので、様々なリスクを天秤に掛けて機種選びをするのがおすすめです。