持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)は人気の高い電子タバコですが、リキッドの水蒸気を肺に入れると害があるのかが不安になっている方も多いようです。
結論から言うと、持ち運びシーシャスラッシュは、安全性の高い成分のみを使用し国内で徹底した品質管理の元製造されているので基本的に害はありません。しかし一部では「電子タバコ自体に有害性がある」と指摘する研究も出てきています。
そこで本記事では、持ち運びシーシャスラッシュのリキッドの成分や、電子タバコの害について解説していくので、電子タバコが気になっているけど不安がある方はぜひ参考にしてみてください。
目次
【結論】現時点でSLASH(スラッシュ)などの電子タバコに害はない
SLASHのような持ち運びシーシャや電子タバコの煙は、ニコチン・タール等が含まれていない水蒸気であるため、ニコチンによる害はないと言えます。
アメリカの研究では電子タバコの煙に害があるという結果を発表していますが、明確な原因や根拠はありません。また、上記の結果はあくまで海外のもので、日本ではニコチン入りのリキッドの製造は禁止されています。
体質的に合わない可能性はありますが、安心の国内製造であり実際にSLASHを吸った方は98.2%満足しているので、少しでも気になった方はまず公式サイトをチェックしてみてください!
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)は体に悪い成分があるのか解説
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)には体に悪いとされるニコチンやタール、ホルムアルデヒドといった成分は含まれていません。
持ち運びシーシャスラッシュのリキッドはプロピレングリコール・植物性グリセリン・香料といった、食料や化粧品などにも使われる安全な成分で構成されています。
まずは、持ち運びシーシャスラッシュに含まれる成分の詳細から解説するので、スラッシュの有害性が気になっている方はぜひ参考にしてみてください。
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)には体に悪い成分は含まれていない
プロピレングリコール・植物性グリセリン・香料が使用されていますが、これらは食品などに使われる成分であることから、持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)には体に悪い成分が含まれていないと思われます。
ただし、人によってはアレルギーなどで体に合わないことも考えられますし、無理に吸おうとして気分が悪くなってしまう場合もあるかもしれません。
また、スラッシュは副流煙の心配もないですが、マナーや教育の観点から赤ちゃんや小さなお子さんの近くで吸うのはなるべく避けたほうが良いでしょう。
スラッシュに含まれる成分を一つずつ詳しく解説していきますね。
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)に含まれる成分①:プロピレングリコール(PG)
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)のリキッドに含まれる成分1種類目は、プロピレングリコール(PG)です。
プロピレングリコールは主に化粧品・食品・医療品に使用される成分のため、もちろん口に入れても安全性に問題はありません。
リキッドのフレーバーを引き立てる効果があるプロピレングリコールは、量によってフレーバーの味の濃さや後味のキレに影響を及ぼします。
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)に含まれる成分②:植物性グリセリン(VG)
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)のリキッドに含まれる成分2種類目は、植物性グリセリンです。
植物性グリセリンは保存剤・保湿剤としての効果が期待される成分で、美容液や保湿用ローションなどにも多く含まれています。
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)においては水蒸気の量を増やす役割があり、吸いごたえを大きく左右する成分と言えるでしょう。
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)に含まれる成分③:香料
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)のリキッドに含まれる成分3種類目は、香料です。
飲料や食品の香り付けにも使用される香料は、各社がオリジナルのブレンドを行うことで商品の魅力を特徴づけています。
持ち運びシーシャスラッシュのリキッドの香りや味わいの元であり、美味しさや満足感に大きく影響を与える成分と言えるでしょう。
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)など電子タバコの有害性はほとんどない
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)のリキッドが安全であることを解説しましたが、電子タバコを吸うこと自体に有害性があるのかどうかも気になるところではないでしょうか。
近年国内外では電子タバコの有害性に関する研究が進められており、「有害物質の発生が懸念される」「マウスに重い症状が出た」といった結果も報告されています。
ここからは、持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)などの電子タバコの有害性に関する事例について確認していきましょう。
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)などの電子タバコは加熱により有害物質の発生が懸念される
2008年のWHOの研究では「ニコチンゼロと称する電子タバコのリキッドに微量のニコチンやジエチレングリコールが検出されるものがあった」という結果が出ています。
実際に海外ではニコチン入りのリキッドも出回っていることから、加熱することで多くの有害物質が発生することも懸念されているようです。
ただ、そもそも日本では薬機法によりニコチン入りリキッドの販売が禁じられているので、海外の研究のような有害物質が発生するリスクは極めて低いと言えるでしょう。
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)など電子タバコの使用によって健康被害が起きた例もある
稀ではありますが、電子タバコのリキッドに含まれる成分にアレルギー反応を起こして、かゆみや頭痛などの被害が起きた事例も過去報告されているようです。
例えばアルコールを体内で代謝できる人とできない人が居るように、リキッドに含まれるプロピレングリコールやグリセリンといった成分についても、体質的に受け付けられない方が居るかもしれません。
万が一、スラッシュの使用中に異変を感じた場合はすぐに使用を中止して、違和感が続くようであればすぐに病院で受診するようにしてください。
電子タバコの成分や有害性については現在も調査・研究が進められている
アメリカの医学誌「Jurnal of clinical Investigation」に掲載された研究では、「電子タバコの煙を吸ったマウスの免疫力が低下して身体に重い症状が出た」との結果が報告されています。
具体的に体内で何が起こったのかは究明中とのことですが、「電子タバコの煙を肺に入れることで肺の免疫細胞が変化して保護機能が失われたのではないか」と推測しているようです。
あくまで推測にはなりますが、電子タバコは紙巻きタバコと違い、登場してから比較的歴史の浅いものなので、有害性については各所で研究が進められて新たな懸念点が報告される可能性は十分に考えられるでしょう。
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)など電子タバコの煙を肺に入れると害がある?
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)のリキッド自体は安全な成分で構成されていますが、発生した水蒸気を肺に入れると害があるのかどうかは心配になるところです。
結論から言うと、電子タバコの有害性は研究途上にあり、「有害性がある」という研究もあれば「むしろ健康に良い影響がある」といった報告もされています。
ここからは、持ち運びシーシャスラッシュなど電子タバコに関するいくつかの研究内容を確認していきましょう。
日本呼吸器学会は電子タバコには健康被害があると発表している
日本呼吸器学会は「電子タバコのエアロゾル(水蒸気)には有害性がある」と発表しています。
ただし、この発表ではアイコスなどの加熱式タバコと電子タバコを同様の喫煙道具とカテゴライズされており、加熱式タバコにはタールやニコチンを含みますが、電子タバコには含まれないといった違いがあります。
電子タバコで吸える海外製のニコチン入りリキッドの危険性にも触れられていますが、日本では薬機法で禁じられているため、国内で製造されている電子タバコはニコチン・タールゼロです。
電子タバコの長期的に使用すると健康被害の危険性がある
学術雑誌Natureに掲載されたイタリアのカターニア大学の研究論文では、約3年半の観察研究において「電子タバコによる新たな健康被害は認められなかった」と報告されています。
上記の研究結果は、ニコチン・タールゼロの持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)が無害であることを裏付ける根拠と言えるでしょう。
しかし現在も引き続き研究が行われているため、さらに長期間電子タバコを使用することで健康被害が生じる可能性は、ゼロとは言い切れません。
電子タバコは紙巻きタバコを辞めるきっかけになり健康被害が減る
「電子タバコが有害である」とする研究結果もある一方で、ギリシャのオナシス心臓外科センター所属の医師による研究では「紙巻きタバコを辞めるきっかけになり健康被害が減る」と報告しています。
紙巻きタバコ・加熱式タバコの喫煙者を禁煙させるために電子タバコが用いられた結果、喘息や慢性閉塞性肺疾患などの呼吸器疾患や、息切れなどの身体的症状が大きく改善された結果もあるようです。
実際に持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)を含む電子タバコを禁煙アイテムとして使用しているユーザーも多いので、その効果を裏付ける研究結果と言えるでしょう。
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)の煙を肺に入れることで起こりうる健康被害
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)は基本的に無害ですが、煙を肺に入れることでいくつかの健康被害が及ぶことが懸念されています。
電子タバコの有害性については研究が進んでいる途中なので、これからも新たなリスクや懸念点が発覚する可能性もあるでしょう。
続いては持ち運びシーシャスラッシュの煙を肺に入れることで起こりうる健康被害を5つご紹介するので、健康リスクを検討したい方は参考にしてみてください。
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)の煙を肺に入れると起こりうる健康被害:口腔乾燥症(ドライマウス)
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)の煙を肺に入れることで起こりうる健康被害1つ目は、口腔乾燥症(ドライマウス)です。
口腔乾燥症(ドライマウス)は歯周病を引き起こす可能性があるほか、口臭の原因になるとも言われています。
舌がピリピリする場合は「舌痛症」の可能性がありますが、神経過敏によるものなので特に気にする必要はありませんが、万が一痛みがひどい場合は、近くの病院で受診するようにしましょう。
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)の煙を肺に入れると起こりうる健康被害:感染症リスクの増加
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)の煙を肺に入れることで起こりうる健康被害2つ目は、感染症リスクの増加です。
「電子タバコの利用者は非喫煙者と比較して感染症のリスクが5倍になる」と日本禁煙学会によって報告されており、細菌やウイルスへの抵抗力が低くなってしまう可能性があります。
保健指導リソースガイドの資料では「電子タバコの煙で肺がダメージを受け、感染症による胸の痛みや頭痛を引き起こす懸念がある」と報告されていることも分かりました。
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)の煙を肺に入れると起こりうる健康被害:肺障害・肺炎
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)の煙を肺に入れることで起こりうる健康被害3つ目は、肺障害・肺炎です。
アメリカでは電子タバコの利用者が過敏性肺臓炎やびまん性肺胞障害などの肺障害・肺炎を発症した事例がありますが、いずれも原因物質は明確に判明していません。
海外ではニコチン入りの危険なリキッドが流通している背景もあるため、一概に比較することはできませんが、日本製の電子タバコにおいても留意しておくべき事例と言えるでしょう。
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)の煙を肺に入れると起こりうる健康被害:慢性閉塞性肺疾患(COPD)
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)の煙を肺に入れることで起こりうる健康被害4つ目は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)です。
肺気腫・慢性気管支炎を指すCOPDは、発症すると息切れ・咳・呼吸困難を引き起こしますが、喫煙経験者や副流煙の受動喫煙でも起こりうる病気と言われています。
一般的には紙巻きタバコや加熱式タバコの煙で発症するとされていますが、電子タバコのリキッドも原因になると言われているため、特に肺を患った経験のある方は注意しなければなりません。
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)の煙を肺に入れると起こりうる健康被害:喉頭・咽頭・口腔のガン
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)の煙を肺に入れることで起こりうる健康被害5つ目は、喉頭・咽頭・口腔のガンです。
主に長期間に渡って紙巻きタバコや加熱式タバコを喫煙してきた方に起こりうる病気ですが、電子タバコも原因になると言われています。
ガンは早期発見・早期治療でその後が大きく変わるので、もしも電子タバコやその他のタバコで口腔内や喉に違和感を覚えた場合は、早めに病院で受診しましょう。
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)の副流煙が赤ちゃんや妊婦の体に及ぼす健康被害
パートナーの妊娠や出産を機に、タバコの副流煙による健康被害について考え始めたという方も少なくないでしょう。
結論から言うと、スラッシュの煙が妊婦や赤ちゃんに直接的な健康被害が及ぶ心配はありませんが、マナーや体調には十分に配慮しなければなりません。また、害がないとはいえペットの近くでは吸うべきでは無いでしょう。
最後に持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)が妊婦・赤ちゃん・ペットの体に及ぼす健康被害の有無と、使用時の注意点について詳しく解説していきます。
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)の副流煙に赤ちゃんの体に悪い成分はあるのか
電子タバコを赤ちゃん抱っこしながら吸うってどうなんでしょうね。
— 人間失格 (@zaregoto420) July 24, 2021
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)の主流煙には体に悪い成分が含まれていないので、副流煙が赤ちゃんに健康被害を及ぼす可能性は低いでしょう。
しかし、電子タバコのリスクはまだまだ未解明な部分が多く、長期的に見て何らかの影響を与えてしまう可能性も否定できません。
赤ちゃんのそばで電子タバコを吸うのはマナーの観点からも好ましくないので、別の部屋や離れた場所で使用することをおすすめします。
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)の副流煙に妊婦の体に悪い成分はあるのか
いくら外でも電子タバコでも妊婦さんなの隣でタバコ吸っちゃう男の人どうかと思う。
— Uki.*。 (@88_i5) September 19, 2020
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)の副流煙が、妊婦さんの体に直接的な害を与えることはありません。
しかし、妊婦さんは一般的には悪阻(つわり)で匂いに敏感になる方が多いため、スラッシュのフレーバーが原因で吐き気を催してしまう可能性もあるでしょう。
妊婦さんの体調に配慮するという意味でも、やはり別の空間や離れた場所で使用することをおすすめします。
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)の副流煙はペットへの健康被害も懸念されている
犬猫でも、受動喫煙による鼻腔内腫瘍が問題になっているので、
— ICUで働く獣医師 (@synhimantus) April 28, 2019
タバコをペットの前で吸わないよう指導することも増えました。
換気扇じゃだめ。電子タバコでもだめ。外で吸いなさい。と言います笑 https://t.co/XyNJpigF35
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)などの電子タバコの煙は、人体には無害ですがペットへの健康被害が懸念されていることをご存知でしょうか。
特にプロピレングリコールは猫が体内で代謝できないことから、ペットフードへの使用が禁止されている成分です。副流煙で赤血球を破壊して貧血を引き起こす可能性も考えられます。
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)は人間の成人用を想定している電子タバコなので、赤ちゃん・妊婦さん・ペットの近くでは吸わないように注意してください。
持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)の煙は肺に入れると有害?副流煙や成分の解説まとめ
この記事では、持ち運びシーシャSLASH(スラッシュ)の煙を肺に入れる有害性や、リキッドの成分について詳しく解説しました。
持ち運びシーシャスラッシュは主に人体に無害な成分で構成されていますが、一部の研究では肺に入れることで健康被害が及ぶといった結果も報告されています。
持ち運びシーシャスラッシュは使用する際は、念のため赤ちゃん・妊婦さん・ペットの前では吸わないようにし、マナーを守って適度に楽しむようにしましょう!