タバコは種類によってタール量が違い、タバコを長く吸っている方の中には現状のタール量では満足できないと感じている方もいるのではないでしょうか。
タバコに含まれるタール量が増えると、吸ったときのキック感が強いため、喉への刺激を感じやすく満足度が上がります。
本記事では、タール量が高いタバコをランキング形式で発表し、タール量が増えるメリットや健康へのリスクについて解説するので、タール量が高いタバコを探している方は参考にしてください。
目次
【トップ10】タール量が多いタバコランキング

タール量が高いタバコを吸いたいものの、どのタバコのタール量が高いのか知らない方が多いのではないでしょうか。
まず初めに、タール量が多く含まれているタバコをランキング形式で紹介し、各タバコに含まれているタール量・吸った感覚や特徴を具体的にお伝えしていくので、タール量が高いタバコに興味がある方は参考にしてください。
【1位】ガラムスーリヤ缶 42mg

タール量が高いタバコ銘柄ランキングの第1位は「ガラムスーリヤ缶」で、42mgのタールが含有されているタバコです。
独特なクローブの香りがするガラムスーリヤ缶は、缶に入っているため湿気や乾燥からタバコを保護します。
インドネシア産の本アイテムは、36本入りで1,400円(税込)と1本当たり約38円(税込)で、高めの料金設定となっています。
銘柄名 | ガラム スーリヤ缶 |
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値段(税込) | 1,400円 |
タール値 | 42mg |
ニコチン値 | 2.1mg |
本数 | 36本 |
【2位】ジャルムスーパー16 40mg

次に紹介するタール量が高いタバコ銘柄は「ジャルムスーパー16」という、タール量40mgの商品です。
インドネシアで生産されている本商品は16本入り510円(税込み)で販売されており、1本あたり31円(税込み)とガラムスーリヤ缶よりも割安となっています。
ジャルムスーパー16もガラムスーリヤ缶に引けを取らないタール量なので、費用を安く抑えたい方はジャルムスーパー16を選んでみてはいかがでしょうか。
銘柄名 | ジャルム スーパー16 |
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値段(税込) | 510円 |
タール値 | 40mg |
ニコチン値 | 1.8mg |
本数 | 16本 |
【3位】ガラムスーリヤマイルド 33mg

タール量が高いタバコ銘柄ランキングの第3位は「ガラムスーリヤマイルド」という商品で、33mgのタールが含有されています。
甘い香りがするガラムスーリヤマイルドはタール量の割に吸いやすいので、タール量が高いタバコにチャレンジしたい方におすすめです。
ガラムスーリヤマイルドはタバコの表面に茶色いシミがある場合がありますが、クローブの成分が滲み出ている影響で、新鮮な証でもあるので心配する必要はありません。
銘柄名 | ガラム スーリヤ マイルド |
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値段(税込) | 530円 |
タール値 | 33mg |
ニコチン値 | 1.7mg |
本数 | 16本 |
【4位】ピース(50・10) 28mg

次に紹介するタール量が高いタバコ銘柄は「ピース」で、50本入り・10本入りどちらも28mgのタールが入っています。
ピースは昔から多くの人に親しまれてきた商品で、ここにきて日本産のタバコが初めてランクインしました。
両切りピース・ショートピースなどと呼ばれる本商品は、吸いやすく甘い香りの中にも上品さが漂います。
銘柄名 | ピース(50・10) |
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値段(税込) | 10:300円 50:1,500円 |
タール値 | 28mg |
ニコチン値 | 2.3mg |
本数 | 10本/50本 |
【5位】ピース(20) 21mg

タール量が高いタバコ銘柄ランキングの第5位は「ピース(20)」で、4位に引き続きピースがランクインしました。
ピース50・10がショートピースと言われるのに対して、ピース20はロングピースと言われ、金色のケースが特徴的でタールが21mg含まれているタバコです。
これまでマイルドな味わいとバニラの香りで人々を楽しませてきた本商品は、今後も多くの日本人を満足させてくれるでしょう。
銘柄名 | ピース(20) ロングピース |
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値段(税込) | 600円 |
タール値 | 21mg |
ニコチン値 | 1.9mg |
本数 | 20本 |
【6位】セブンスターボールドブラック 18mg

次に紹介するタール量が高いタバコ銘柄は「セブンスターボールドブラック」という、タール量18mgのタバコです。
2022年に販売が開始された歴史の浅い本商品は、セブンスターシリーズ最強の吸いごたえを味わえます。
低タールが主流の現在において、新たな高タール商品の発売は高タールを求める全ての方への救世主となる商品です。
銘柄名 | セブンスター ボールド ブラック |
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値段(税込) | 600円 |
タール値 | 18mg |
ニコチン値 | 1.7mg |
本数 | 20本 |
【7位】アークローヤル 18mg

タール量が高いタバコ銘柄ランキングの第7位は「アークローヤル」という、ウルグアイ産の商品です。
アークローヤルシリーズはワールドカード・ブラックチョコレート・スイートなどタール量9mgが主流ですが、本商品のみ18mgのタールが含有されています。
アークローヤルはバニラ風味の香りで日本人の好みにも合う商品なので、アークローヤルシリーズを吸っている方でタール量を増やしたい方は本商品を試してみてください。
銘柄名 | アークローヤル |
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値段(税込) | 540円 |
タール値 | 18mg |
ニコチン値 | 1.2mg |
本数 | 20本 |
【8位】ガラムヌサンタラ(マイルド・メンソール) 18mg

次に紹介するタール量が高いタバコ銘柄は「ガラムヌサンタラ」で、インドネシア産の商品です。
ガラムヌサンタラシリーズのマイルド・メンソールともにタール量18mgで、強い吸いごたえを感じられます。
マイルドはクローブで香り付けされた商品、メンソールは日本人向けに開発された商品で爽やかな味わいを楽しめます。
銘柄名 | ガラム ヌサンタラ(マイルド・メンソール) |
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値段(税込) | 380円 |
タール値 | 18mg |
ニコチン値 | 1.2mg |
本数 | 12本 |
【9位】ジャルムバリハイ 17mg

タール量が高いタバコ銘柄ランキングの第9位は「ジャルムバリハイ」で、17mgのタールが含まれているタバコです。
インドネシア産の本商品はグローブの香りが特徴的で、パッケージの可愛らしさを良い意味で裏切る上品な味です。
同じインドネシア産のガラムシリーズよりもマイルドで、日本人に合ったタバコと言えるでしょう。
銘柄名 | ジャルム バリハイ |
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値段(税込) | 370円 |
タール値 | 17mg |
ニコチン値 | 1.0mg |
本数 | 10本 |
【10位】うるま 17mg

タール量が高いタバコ銘柄ランキングの第10位は「うるま」で、沖縄で作られているタバコです。
本商品は沖縄でしか購入できないので、沖縄を訪れた際は絶対に購入したいと思っている愛煙家は多いのではないでしょうか。
タール量17mgのうるまは、日本で作られているタバコの中では若干の苦味を感じる独特な味わいですので、沖縄を訪れた際はぜひ購入してみてください。
銘柄名 | うるま |
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値段(税込) | 530円 |
タール値 | 17mg |
ニコチン値 | 1.2mg |
本数 | 20本 |
タール量が多いタバコを吸うメリット

ここまで、タールが多く含まれているタバコをランキング形式で10商品紹介してきました。
日本で販売されているタバコ1本当たりに含まれるタール量の平均は概ね8mgから14mg程度となっており、上記で紹介したタバコがいかにタールを多く含んでいるかが分かると思います。
ここからは、タール量が多いタバコを吸うとどのようなメリットがあるのかを解説していきます。
吸いごたえがある
タールが多く含まれているタバコを吸う一番のメリットは、吸ったときのキック感が強くなり吸いごたえが増す点です。
タバコを吸う醍醐味はなんといっても喉への刺激ですが、喫煙期間が長くなるにつれてタール量に慣れてキック感を感じにくくなる方もいるのではないでしょうか。
今吸っているタバコでキック感を感じにくくなっている方は、今よりタールが多く含まれているタバコを試してみるのも一つの手です。
1本あたりの満足度が高いため喫煙本数が減る可能性がある
タール量が多いタバコを吸う2つ目のメリットは、1本当たりの満足度が高くなり喫煙本数が減る可能性がある点です。
現在吸っているタバコのタール量が少ないと感じている方は、タバコを1本吸っても満足感を感じにくくなっているはずです。
満足感を感じにくくなると、喫煙本数が増えて身体への悪影響や金銭的負担になりかねません。
そのような場合は、タール量が多いタバコに変えることで、1本当たりの満足度が増して喫煙本数が減る可能性があるでしょう。
タール量が多いタバコを吸うとどのような悪影響があるのか?

ここまで、タール量が多いタバコを吸うメリットを解説してきましたが、タール量が多いタバコを吸うことでの健康面のリスクを心配している方が多いのではないでしょうか。
タールはタバコに含まれている成分の中では一酸化炭素に並んで健康被害をもたらす成分です。
タールの健康面でのリスクが気になる方は、ここで一緒に確認しておきましょう。
歯の黄ばみや歯茎の劣化
タバコを吸って歯が黄ばむのはタールが原因なので、タール量が多くなればなるほど歯が黄ばみやすくなります。
またタール量が増えると口内環境が悪化して歯周病のリスクが上がるので、歯茎が劣化して歯が抜ける原因にもなるでしょう。
口内環境を清潔に保つには、毎日の歯磨きを丁寧に行い、定期的に歯科に通って歯科医師のチェックを受けることをおすすめします。
がんのリスクが上がる
タバコを吸うとがんのリスクが上がりますが、タール量が多く濃度がきついタバコを吸っていると余計にがんのリスクが高まります。
厚生労働省からの情報によると、タバコで引き起こされる可能性のあるがんは、肺がん・食道がん・肝臓がん・膀胱がんなどさまざまあり、タール量が多いタバコを吸うことで危険性が増します。
がん予防をしたいなら、なるべくタール量が少ないタバコを吸うのがおすすめですが、タール量が多いタバコを吸いたい方は、がん検診やその他の健康対策で予防しましょう。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)のリスクが上がる
タール量の多いタバコを吸うと、慢性閉塞性肺疾患(COPD)になる危険性があります。
慢性閉塞性肺疾患になると、常にランニングをしているかのような呼吸苦症状があり、症状が悪化すると在宅酸素を吸わなければならない可能性があります。
また治療をしても回復することはなく、死ぬまで病気と付き合っていかなければいけないので、人生の満足度が大きく下がってしまうでしょう。
受動喫煙による周囲の人への健康被害
タバコを吸っている人の側にいる人が煙を吸ってしまう受動喫煙が大きな問題になっており、タール量が高くなると周りの人へのデメリットとなります。
副流煙(燃えているタバコから出る煙)は主流煙(喫煙者が吸う煙)よりも身体に害があると言われており、家族の健康被害が心配されます。
タール量の高いタバコを吸う場合は受動喫煙に留意して、必ず喫煙所でタバコを吸うなどの対策を徹底してください。
タール量が高いタバコ全10銘柄ランキング|まとめ
本記事では、タール量の高いタバコ銘柄をランキング形式で紹介し、1位「ガラムスーリヤ缶」・2位「ジャルムスーパー16」・3位「ガラムスーリヤマイルド」という結果になりました。
タール量が高いタバコはキック感が強くなるなど、現在のタバコで満足感を得られなくなっている方におすすめである一方で、健康面でのデメリットがあるので知っておいてください。
タール量が高いタバコを吸う場合は、いきなりタール量を上げるのではなく、身体を慣らすために少しずつタール量を上げるようにしましょう。
