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たばこコラム

チェーンスモーカーとヘビースモーカーの違いとは?特徴や心理を解説

チェーンスモーカーとヘビースモーカーの違いを解説

チェーンスモーカーとヘビースモーカーではどんな違いがあるのでしょうか。

結論から言うと、チェーンスモーカーは切れ目なく喫煙し続ける人のことを意味し、1日に大体2箱以上タバコを吸うヘビースモーカーとは喫煙のやり方や心理的な特徴に違いがあります。

本記事ではチェーンスモーカーとヘビースモーカーの特徴・違いに加えて喫煙が体に悪い理由、何本も続けてタバコを吸うと「気持ち悪い」「喉が痛い」などの身体症状が出る原因について解説します。

目次

チェーンスモーカーとヘビースモーカーの違いは?それぞれの特徴や心理を解説

チェーンスモーカーやヘビースモーカーのイメージ画像

「チェーンスモーカーとヘビースモーカーに違いはあるの?」と疑問に思っている方も居るでしょう。

どちらの場合も喫煙本数は多いですが、チェーンスモーカーとヘビースモーカーでは喫煙のやり方やタバコを吸いたくなる心理に特徴的な違いがあります。

以下ではチェーンスモーカー・ヘビースモーカーに見られる喫煙の仕方や心理の特徴を比較しつつ、両者の違いを詳しく解説していきます。

チェーンスモーカーとヘビースモーカーの違い①:特徴(喫煙のやり方)

チェーンスモーカーとヘビースモーカーでは、喫煙のやり方に特徴的な違いがあります。

チェーンスモーカーは起きている時間のほとんどを喫煙している人を指しますが、ヘビースモーカーは1日に2箱以上など喫煙本数は多いものの、断続的にタバコを吸う人も含みます。

また、タールやニコチンが中〜高濃度で含まれている吸いごたえが重いタバコが好きでよく吸う人をヘビースモーカーと呼ぶ場合もあり、必ずしも全員がチェーンスモーカーとは限りません。

チェーンスモーカーとヘビースモーカーの違い②:心理

チェーンスモーカーとヘビースモーカーには、タバコを吸いたくなる心理にも特徴的な違いがあります。

ヘビースモーカーの人は仕事の合間などにリラックスするためにタバコを吸うことが多いですが、チェーンスモーカーの人は精神的なストレスや不安があり、常に喫煙していないと落ち着かない人が多いです

チェーンスモーカーになる人は元々精神的にデリケートな傾向があり、喫煙していない時間もあるヘビースモーカーに比べるとタバコへの依存度がより高いと言えるでしょう。

特徴や喫煙のやり方に違いがあるのでヘビースモーカー=チェーンスモーカーではない

ヘビースモーカーとチェーンスモーカーはいずれもタバコを多く吸う人を指しますが、喫煙のやり方や心理的な特徴に違いがありました。

ヘビースモーカーは1日に2箱以上などタバコの消費量は多いですが、必ずしも全員が切れ目なく喫煙する訳ではなく、仕事の休憩時間など決まったタイミングで喫煙する人も多いです。

一方、チェーンスモーカーは寝ている時間以外はほとんど常に喫煙しているのでタバコへの依存度がより高く、全員がヘビースモーカーにも該当すると言えます。

チェーンスモーカーやヘビースモーカーになる原因を解説

チェーンスモーカーやヘビースモーカーのイメージ画像

タバコの吸いすぎは体に悪いと分かっていても、チェーンスモーカーやヘビースモーカーになってしまう原因が気になるところです。

最も大きい要因として、タバコを吸っていないと気分が不安定なる心理が挙げられますが、喫煙が生活のあらゆる行動と結びついてしまう習慣化やニコチン依存症などにも注意が必要です。

以下では、喫煙者がチェーンスモーカー・ヘビースモーカーになる代表的な3つの原因について詳しく見ていきましょう。

チェーンスモーカー・ヘビースモーカーになる原因①:ストレス

チェーンスモーカーやヘビースモーカーになる代表的な原因としては、心理的なストレスやイライラをタバコで解消する習慣が挙げられます。

多くの喫煙者がタバコを吸うと「緊張がほぐれてリラックスできる」「不安がなくなる」と感じていて、特に女性の場合はストレス解消のためにタバコを吸う人が多いようです。

ストレスとなる原因が多い人ほど喫煙している確率が高く、喫煙本数も多いという研究報告もあるので、ストレス解消法としての喫煙が習慣になりヘビースモーカー・チェーンスモーカーに発展する可能性があります。

チェーンスモーカー・ヘビースモーカーになる原因②:生活習慣

タバコを吸うことが生活習慣として定着し、喫煙しないと落ち着かないといった心理的な依存状態になると、チェーンスモーカーやヘビースモーカーになりやすいので要注意です。

例えば、起床時・食後・通勤時・休憩時間などにタバコを吸うとそれが習慣化し、生活のあらゆる場面でタバコが手放せなくなってきます

これは一種の心理的な依存状態であり、タバコを吸えないと「口寂しい・物足りない」と感じるため、1日中途切れることなく喫煙するチェーンスモーカーにもなりやすいでしょう。

チェーンスモーカー・ヘビースモーカーになる原因③:ニコチン依存症

チェーンスモーカーやヘビースモーカーになる代表的な原因として、ニコチン依存症にも注意が必要です。

タバコに含まれる化学物質のニコチンは、肺から吸収されて脳で神経伝達物質アセチルコリンの受容体と結合し、快感や多幸感を感じさせる脳内ホルモンのドーパミンを大量に放出させます。

タバコを吸い続けるとニコチンなしではドーパミンやセロトニンが分泌されにくくなるので、イライラ・頭痛・倦怠感・不安といった離脱症状が出るようになり、チェーンスモーカーになるリスクがあります。

チェーンスモーカーやヘビースモーカーは体に悪い?健康被害について解説

喫煙による健康被害のイメージ画像

タバコは「体に悪い」とよく言われますが、実際にチェーンスモーカーやヘビースモーカーになるとどんな健康被害のリスクがあるのでしょうか。

タバコにはニコチン・タール・一酸化炭素など発がん性の物質が70種類以上も含まれていて、肺がんや虚血性心疾患などの下記のような病気を引き起こすリスクがあります。

ここでは、喫煙が原因で起こり得る様々な疾患について詳しく見ていきましょう。

  1. 肺がん
  2. COPD
  3. 心疾患
  4. 胃潰瘍・十二指腸潰瘍
  5. 脳血管障害
  6. 歯周病

チェーンスモーカーやヘビースモーカーに多い病気①:肺がん

チェーンスモーカー・ヘビースモーカーの人に多い病気としては、肺がんが代表的です。

タバコに含まれるニコチン・タール・一酸化炭素などの発がん性物質は煙と一緒に肺にまで届くので、喫煙者は非喫煙者より約4倍も肺がんになりやすいと言われています。

1日あたりの平均喫煙本数と喫煙年数を掛けた「喫煙指数」が400以上だと肺がんになりやすい状態で、600以上だと肺がんの高度危険値になり、さらに指数が上がると咽頭がんのリスクも高まります。

チェーンスモーカーやヘビースモーカーに多い病気②:COPD

息切れや咳などの症状が出る慢性閉塞性肺疾患(COPD)も、チェーンスモーカーやヘビースモーカーによく見られる病気です。

タバコの煙に含まれる有害物質を長年吸入することで、気管支や肺胞が破壊されて呼吸機能が低下してくるので、息切れ・咳・痰などの症状が慢性化します

COPDの原因は90%以上がタバコと言われていて、喫煙者の15%〜20%がCOPDになると推定されているので、喫煙者や身近に喫煙者が居る方はCOPDの症状に注意してください。

チェーンスモーカーやヘビースモーカーに多い病気③:心疾患

チェーンスモーカーやヘビースモーカーは、心筋梗塞や狭心症など心疾患のリスクが高いことも知られています。

タバコに含まれる一酸化炭素やニコチンは血液をドロドロにし、善玉コレステロールも減少させるので、喫煙を続けると動脈硬化になりやすいとも言われています。

国立がん研究センターが行なったタバコと心疾患との関連を調べる研究によると、喫煙者が心疾患になるリスクは男女ともに非喫煙者の約3倍という結果でした。

チェーンスモーカーやヘビースモーカーに多い病気④:胃潰瘍・十二指腸潰瘍

チェーンスモーカーやヘビースモーカーは、胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの消化管疾患にもかかりやすいので注意が必要です。

タバコは胃酸の分泌を促すので胃壁に傷がつき、さらにニコチンが胃を保護している粘膜の血流を低下させるため、ピロリ菌に感染しやすくなることが原因と考えられます。

喫煙者は非喫煙者に比べて十二指腸潰瘍のリスクが約5倍という研究結果もあり、タバコと関連性が深い疾患と言えるでしょう。

チェーンスモーカーやヘビースモーカーに多い病気⑤:脳血管障害

チェーンスモーカーやヘビースモーカーの人は脳血管障害になりやすいことも知られています。

タバコに含まれるニコチンなどの化学物質は、血圧を上昇させて血栓も形成されやすくするため、脳出血・脳梗塞・くも膜下出血などの発症リスクが高まります。

タバコを吸う人は吸わない人よりも男性で1.3倍、女性で2倍も脳卒中になりやすいという研究結果もあるので、喫煙本数が多い方は脳血管障害にも注意してください。

チェーンスモーカーやヘビースモーカーに多い病気⑥:歯周病

チェーンスモーカーやヘビースモーカーの人は歯周病にかかりやすい上に進行も早く、治療しても治りにくいことが指摘されています。

タバコの有害物質は歯茎から吸収されて血液循環を悪化させるので、歯周ポケットで細菌が繁殖しやすくなることが原因です。

1日に10本以上タバコを吸う人は非喫煙者よりも歯周病になるリスクが約5.4倍高いというデータもあり、重症化のリスクも高いので気になる症状がある方は早めに歯科を受診しましょう。

タバコを何本も吸うチェーンスモーカーやヘビースモーカーがなりやすい身体症状を解説

喫煙による身体症状のイメージ画像

タバコを何本も続けて吸うと、不快な身体症状が出ることがあります。

具体的には「喉が痛い・気持ち悪い・手足がしびれる」などの症状を経験する人が多いです。

以下では、チェーンスモーカーやヘビースモーカーに多く見られる特徴的な身体症状について解説していきます。

タバコを何本も吸うと起こる身体症状①:喉が痛くなる

タバコを何本も吸うと、喉の痛み・違和感・咳などの症状が出ることがあります。

原因としては、タバコに含まれるニコチン・タール・一酸化炭素などの有害物質が喉の粘膜の線毛を刺激し、声帯の炎症を引き起こすからだと考えられます。

ヘビースモーカーやチェーンスモーカーの人は喉の炎症が慢性化している場合も多く、肺や気管も煙の影響を受けて痰や咳が出やすくなるので、気になる症状がある方は早めに医療機関を受診しましょう。

タバコを何本も吸うと起こる身体症状②:気持ち悪くなる

タバコを何本も吸うと「気持ち悪い」「吐き気がする」と感じる人も多いです。

理由としては、タバコに含まれるニコチンなどの物質が胃粘膜の毛細血管を収縮させるので、消化器官の機能が低下して吐き気や胃もたれが起きると考えられます。

ヘビースモーカーやチェーンスモーカーの場合は胃の機能が低下した状態が慢性的に続くので、胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの消化器疾患にもかかりやすい点に注意してください。

タバコを何本も吸うと起こる身体症状③:頭痛がする

ヘビースモーカーやチェーンスモーカーに特徴的な症状として、頭が締め付けられるような痛みも挙げられます。

タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させる強い作用があるため、血圧が上昇して片頭痛を引き起こすことが原因と考えられます。

元々片頭痛がある人が喫煙すると脳卒中のリスクが上昇するとも言われているので、片頭痛がある方はなるべく喫煙本数を少なくして、症状が改善しない場合は脳神経内科などを受診すると良いでしょう。

タバコを何本も吸うと起こる身体症状④:手足がしびれる

タバコを何本も続けて吸うと、手や足の指先がしびれる症状が出ることもあります。

タバコに含まれるニコチンによって交感神経が刺激されるので、末梢神経が収縮して手や足の血流が悪くなることが原因です。

手首の靭帯に神経が圧迫されて指がしびれる「手根管症候群」もタバコが原因で起こることがあるので、チェーンスモーカー・ヘビースモーカーの方で重度のしびれがある場合は医療機関の受診をおすすめします。

チェーンスモーカーとヘビースモーカーの違いは?それぞれの特徴や心理を解説まとめ

  • チェーンスモーカーとヘビースモーカーでは喫煙のやり方や心理が違う
  • チェーンスモーカーは切れ目なしにタバコを吸う人を指す
  • ヘビースモーカーは断続的に多くのタバコを吸う人を指す

本記事では、チェーンスモーカーとヘビースモーカーの違いを喫煙のやり方や心理面の特徴から明らかにしてきました。

ヘビースモーカーは1日に2箱以上などタバコを吸う本数が多い人を指し、チェーンスモーカーは睡眠中以外はほとんど切れ目なしにタバコを吸い続ける人を指しています。

いずれの場合も、1日に何本もタバコを吸うことで肺がん・心疾患・脳卒中などのリスクが上昇して不快な身体症状が出ることもありますので、タバコの吸いすぎには注意しましょう。

この記事を書いた専門家
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山崎 拓郎
学生時代に行動心理学を学び、現在はタバコ文化ジャーナリストとして活動しています。タバコ業界のトレンドや変化、規制の進展について詳細な調査と分析を行い、喫煙者と非喫煙者の双方に分かりやすい記事を提供します。
【書き出し】DV3(1-クライアント除外,2-ネオ書出除外)
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